2013/12/31

古いゲーム機のACアダプターまとめ

いい加減ACアダプターが何個もゴロゴロしているのに嫌気がさして、大掃除がてら最低限何個のACアダプターだけを持っていればよいのか調べたことのまとめ。

2013/12/21

ぴゅう太のオーバークロック(失敗)

TI-99/4Aが欲しくて色々と調べていたら、オーバークロックの作例を見つけたので、似た構造であるぴゅう太のオーバークロックテストをやってみた。

とりあえず実装されている10.7MHzのオシレータを、手持ちの12MHzのオシレータと差し替えしてみたが結果は失敗。映像が全く表示されない。

但し、先にVDPをTMS9928に置き換え可能とするために、PSGへ3.58MHzのクロックを別途供給する改造をやっていたので、ぴゅう太の立ち上げ時に鳴るビープ音が正常に鳴動し、タイトル画面のループも行われていることが確認できた。

と言うことは、CPUのみ12MHzを与えてあげれば動作しそうだな。
そこから先は何MHzまでCPUが耐えられるかは分からないけど。

リベンジはそのうちやるかもしれません。もっとも、オーバークロックの恩恵があるかと言われると、ナイトフライトで大きく囲んだ時ぐらいしか思い浮かびませんが。

あと、ぴゅう太の内部は電源回路の所でAC100V剥き出しになっているから、くれぐれも感電には注意しよう!


(追記)
TI-99/4Aについて、もう少し良くしらべてみたらCPU用とVDP用に2つの水晶発振子が実装されている様子。考え方としては正しそうだな。

というかTI-99/4Aの回路図見ると、ジャンパー切り替えるだけでVDPをTMS9928に載せ替え可能にできるみたい。(PAL仕様か?)

2013/12/17

コレコビジョンのATARIモジュールについて (その4)

コレコビジョンのATARIモジュールを、単独駆動させるための調査の続き。

これまで回路を追っていって、
  1. 6507CPU,SYS6532(RIOT),TIA互換チップ等のロジック部は+5V電源で動作。
  2. +12Vはカラー信号の基準電圧(?)で使用。
  3. 3.57MHzのクロックの与え方。
・・・ここまでは理解したが、ではクロックと+5V電源を与えただけで、それなりの動作をするかと言われれると全く動作せず。
 色々と調べているうちに壊したかと思えば、コレコビジョンへの接続では正常に動作する。

そうこうしているうちに飽きてしまって、GEMINIのS-Video出力化改造を先にやったりしていたが、気に入らないので、チップ類を剥がして本格調査。
その結果分かった事として、
  1. 動かなかった理由
    6507CPUの1ピン(/RESET)が、コレコビジョンのリセット回路に接続されている。
    これが開放状態であったので、リセットがかかったままになっていた様子。
    てっきりATARIモジュールのリセットボタンがここへ接続されていると思い込んでたことが原因だが、そうすると2箇所でリセット操作できていた??
    ・・・よく覚えていない。遊んでない証拠だ。
  2. -5Vの用途
    コントローラーポートのDSUB9ピンコネクタ(J3,J4)の8ピンへツェナーダイオードを通って接続されている。
    これはATARIのジョイスティックから見たら「GND」なのだが、ロジック部から見たらGNDより更に低い電位に引っ張るということか?
    目的は何だ?信号の安定性とかノイズ対策なのだろうか?
とりあえずは、6507CPUの1ピンに+5Vを供給してあげることで、TIA互換チップから映像信号のようなものが出力されることが確認できたが、これってTIA互換チップを除いてATARI2600と殆ど同じになっている気がする。

久しぶりに自分のブログを見直してみたが、1年前からやってたんだな・・・。

2013/12/09

COLECO GEMINIのS-VIDEO改造化

COLECO GEMINIがひとまず電源が入るようになったので、S-VIDEO出力化に取り組んでみた。

(信号の取り出し点)
R29の上側がAUDIO

R23の右側がCOLOR(以前の記事は間違い)
TIA互換チップ下にある抵抗の番号が読めないけど、左から
2番目(又は3番目)の上側:SYNC
4番目(又は5番目)の上側:LUM1
6番目(又は7番目)の上側:LUM2
7番目(又は8番目)の上側:/BLK
※LUM0はプルアップ抵抗が無い?よく調べていません。
※信号は弱いので4050などでバッファが必要。

(回路)
とりあえず作った回路図。 またはここらへんを参照。
 

(改造後のキャプチャ映像)
少し明るすぎる感じがするが、こんなものだろうか?


 (わかったこと)
過去に自分の作ったものや、 リンク先の改造で画面に縦縞が発生してしまっているが、恐らく輝度の信号レベルが少し弱いのではないかと思う。
今回作った回路で輝度のレベルを下げると縦縞が発生した。
色的にはこれくらいの方が良いのだが・・・。
 また、手持ちのゲームではムーンパトロールと、ロックンロープのタイトル画面が表示されない問題も輝度を上げてあげることで解決した。

なお、実装方法は全く考えていなかった模様。
両面テープで貼り付けておこうか・・・
(続きあり)

(追記)
二人ぐらい検索して来た人がいるみたいなので、回路のリンク先を変更と追記

2013/12/08

ATARI2600の私的注意点

twitterで教えてもらったのですが、本日はアタリショックの起点となる日のようです。
(参考:Runner's High!)

ということで、久しぶりにATARI2600を引っ張りだして遊んでみたが、色々と忘れていた事が多くドハマりしてしまったので注意点をメモ。

  1. 映像同期の問題
    S-VIDEO出力した実機(VIDEO出力化したIntellivision含む)と相性が悪いゲーム
    • ロックンロープ:タイトルが出ない。frame meister経由もダメ。
    • ムーンパトロール:タイトルが出ない。但し、frame meister経由は正常。
    ビデオ回路見直ししないとダメかな?
  2. コントローラーの問題
    ATARI2600コントローラーポートの7ピンがVCC,8ピンがGNDとなっているので、MSXのコントローラーを接続した時に、2ボタンを押すと電源がショート状態になるので注意。
    まあ、押してしまってもハングアップするだけですぐには壊れないけど。

    ATARI側7ピンがVCCなので、メガドライブのコントローラーも使える。
    むしろこっちの方が安全。
  3. 電源アダプター
    ジェミニのものと互換性あり・・・というか、良く確認しないで繋いでた。
    ちなみにATARI2800は元々アダプターが付属していないジャンク品だったので、ファミコンやメガドライブのものを適当に使用しております。
    基本的に、「本体内に7805とかが入っているんだから、極性だけあっていればいいだろ」という主義です。

2013/12/07

セガマークⅢのパドルコントローラーのこと(その3)

ATARI2600用パドルコントローラーを、セガマークⅢに接続するための変換器を作ってみたくて、考えた事のメモ書き。
  1. 使用するマイコン
    ATmega88 (オーバースペックだけど家にあったから・・・)
  2. ATARI2600のパドル回路図(Atari ageから拝借)
    とりあえずは左側のパドルを使用することにする。
    (そもそも、パドル使う二人用ゲームってあったかな?)
  3. 変換回路
    とりあえずはこんな感じか。メモレベルなので後で再確認。
  4. 考えた事・調べたこと
    • マークⅢのコントローラーポート9ピンに与える周波数は、とりあえず調べた8kHzを信用するが、これはタイマー割り込みを使えば問題ないだろう。
    • PC0に加わる電圧は計算上0~4.995VDCとなるが、10bitAD変換されたものを2bitシフトして使うのだから、あまり気にしなくても良いか?
    • そもそもアナログ入力について理解していない。基準をAVCCとする時のAREFの扱いはコンデンサ通してGNDに落とすのが正しいのか?(要調査)
  5. 余力があったら考えたいこと
    ・パドルの感度変更
    ・ドライビングコントローラー対応・感度調整
    ・逆に通常コントローラーをパドル専用ゲームに使用
勉強がてら作って見るには良いレベルかな?
でも簡単なような・・・めんどくさそうなような・・・


(追記)
読み返したら意味不明。パドルだと0~255に限定になるんだから、感度を調整できるようにするならドライビングコントローラー対応にしなきゃだな。

2013/12/05

セガマークⅢのパドルコントローラーのこと(その2)

セガマークⅢのパドルコントローラーについて、もう少し詳しく調べてみたことのまとめ。

・・・というか、解析済みで資料があった。
(参考:SMS Power) 
(参考:Enri's Home Page)

この資料によると、ポートの9ピンのON-OFFタイミングでポテンショメータの電圧を8BITのAD変換を行って、4bitづつ送っているということは理解できたが、ではどのくらいの周期でON-OFFしているか
確認してみた結果、8kHzで発振していることが解った。
※オシロスコープのモニタ値なので、正確さは欠けるかも。

ということは、以前に調べたようにATARI2600のドライビングコントローラーのアクセルボタンをDSUB9ピンコネクタの6ピンから9ピンに切替して、鬼のように連打したら反応するということか(笑)

少しマイコン勉強してみて動作するかテストしてみる・・・こういうものマイコン使える人だとサクッと作れるんだろうな。

パッと思いつくのがアブソコーダーの時点でソフト屋さんには向いていないんだと思う。

セガマークⅢカートリッジの製作(失敗)

「激おこプンプン丸」という言葉に食い付く歳でもないけど、セガマークⅢ/マスターシステムの自作ゲームが面白そうだったので、実機で遊ぶためのカートリッジを作った事、そして失敗したことのまとめ。

(やってみたこと)
  1. 現時点では32KBのマッパー無しとのことなので、SG-1000のチャンピオンサッカーのカートリッジのROMを取り外して、EPROM(27C256)に焼いたものと交換してみた。
    結果はダメ。ボタンを押すとサウンドは鳴るが、グラフィックがグチャグチャ。
    プログラムとしては動作している?
  2. SMS POWER!のSMS用の自作ガームで、サイズが32KBのものを焼いてテストしてみた。
    結果は変わらず。
  3. 海外マスターシステムのカートリッジだと、32KBのROMが載ったもの(マイカードのカートリッジ版?)があるらしいので、所有しているソフトの中で該当するバンクパニックのROMを取り外して確認してみた。(参考

    ①チャンピオンサッカーのカートリッジにバンクパニックのROM実装で、マークⅢで動作するか?・・・動作する。

    ②バンクパニックのカートリッジにチャンピオンサッカーのROM実装で、マスターシステムⅡで動作するか?・・・動作しない。本体内蔵ゲームが動作する。(BIOSで弾かれている?)

    ③バンクパニックのカートリッジに自作ゲームのROM実装で、マスターシステムⅡで動作するか?・・・動作しない。本体内蔵ゲームが動作する。(BIOSで弾かれている?)

    ④マイカードのゲームを吸い出してEPROMに焼いたもので動作するか?・・・マークⅢ、マスターシステムⅡとも動作する。※訂正:日本語版のゲームだとマスターシステムⅡで動作しない。海外版だとも両方と動作する。(青春スキャンダルとMY HEROで確認)
基本的には悩む事はなさそうなんだけど、何かが足りなかったり勘違いしているのだろうか?


(追記)
激おこプンプン丸がマークⅢ実機で動かないのはバグだった様子。
じゃあ、SMS Powreの自作ゲームもそうだったのかな?

(追記2)
少し調べたらマスターシステムⅡだとBIOSでSG-1000のゲームなどを弾いているみたい。
解決方法の動画を見つけたけど、やっていることがキナ臭すぎる・・・。
と言うか、色々やってみたいとなると日本版マスターシステムが鉄板だな。

2013/12/04

海外マスターシステム版バンクパニックのバグ?

海外マスターシステム版のバンクパニックの操作方法が、マニュアルと違う謎がやっと解決。

マニュアルではSG-1000版と同様に、
  • 方向キー上下:左のドアをショット
  • 1ボタン:真ん中のドアをショット
  • 2ボタン:右のドアをショット
となるはずが所有しているマスターシステムⅡでプレイすると
  • 方向キー上下:右のドアをショット
  • 1ボタン:左のドアをショット
  • 2ボタン:真ん中のドアをショット
とショット対象のドアがひとつズレてしてしまう。

原因は単純ミスで、2P側でプレイするとこのようになってしまう様子。
だって、セガマークⅢとマスターシステムⅡの1P,2Pのコントローラーポートが逆なんだもん・・・。

海外マスターシステムⅠや、日本版で変換器噛ませた場合はどうなるか分からないけどメモとして
・・・必要な人はいないと思うけど。

2013/12/02

COLECO GEMINIの修理メモ

コレコビジョンのATARIモジュールをチンタラチンタラ調べていたが、クロックと+5Vのみ供給だと水平同期信号が発生しないっぽいので、めんどくさくなって中断。 

先にGEMINIのジャンク品を修理してみよう…っていうか、構造が単純すぎて電気的にはジュースこぼしたとかしない限り壊れないのではないだろうか?

手持ちのものだと、電源アダプタージャック、ジョイスティックポート、RF出力(使わないけど)といった、力の加わる部分がハンダクラックで全滅。

古いハンダ吸い取って付け直ししてあげることで、とりあえずは電源の入ることまでは確認したけど、片面基板だから経年劣化でクラック入ったのか、前のオーナーさんの扱いが悪かったのかどうなのか?
ジョイスティックのレバー2本とも噛んだ痕があるところを見ると後者だろうな(笑)

少なくともジョイスティックコネクタは基板と位置を合わせるピンを切って、その位置に穴を開けてタッピングビスやビス・ナットで基板としっかり固定してあげる方が良いと思う。
ビデオ出力化については、こちらを参照。
但し、コレコビジョンのATARIモジュールについて調べた時の通り、一旦バッファIC通してあげた方が安定するのではないかと思う。

Sビデオ信号で映像を取り出すなら、クロマ信号はこっちの方が良いのかな?
画像のR34の右側が、0.5Vp-p位なので、そのままモニタに突っ込んでみてもそれなりだと思う。
その下のR23の右側が、2Vp-pくらいなので、理想的にはこっちを分圧したほうが良いとは思うけど。
(共にギャラクシアンで調査した値)
※訂正
R34からの信号はモニタに直接入力するのは弱すぎる。
R23からの信号を分圧するのが正しい。(使っているモニタだと直接入力しても表示はできた。)
GEMINIは全てのATARI2600のゲームが動作するのかはわかりませんが、コンパクトだしeBayでもまだまだ見つかるしオススメです(誰に?)

ところで、同じATARIクローン機でもここらへんのやつはeBayでも全く見ませんが、タオバオ辺りを探せば見つかるんですかね・・・。